DURAMO RC2については今回で3回目のレビューとなります。これまで購入直後のインプレッションや使用開始後の感想をお伝えしてきましたが、今回は約3か月間使用し、累計走行距離が200kmに達した時点での状況を報告します。
使用頻度は週3回程度の通勤とランニングが中心です。継続して使用したことで、購入当初には分からなかったミッドソールの変化や各部の耐久性が見えてきました。エントリーモデルながら高い完成度を感じているDURAMO RC2ですが、実際に200km使用した現在の状態を詳しく見ていきます。
ミッドソールの硬度変化
ミッドソールの硬度変化
触った感覚では、ミッドソールが少し柔らかくなった印象があります。購入直後はかなり硬めの感触でしたが、現在は若干しなやかさが増したように感じます。両サイドに見えるシワが増えてきました。
【新品時】
・ミッドソール(LIGHTMOTION):55
★★★★★★☆☆☆☆
【3か月後】
・ミッドソール(LIGHTMOTION):46
★★★★★☆☆☆☆☆
実際に硬度を測定すると数値は低下しており、ミッドソールが柔らかくなっていることが確認できました。ただし、走行中に明確な違いを感じるほどではありません。なお、新品時の測定は2月、今回の測定は5月です。気温の影響で寒い時期の方が素材は硬くなりやすいため、硬度低下のすべてが経年変化によるものとは言えないでしょう。


アウトソールの耐久性
オリジナル素材のADIWEARは非常に優秀です。
一般的なランニングシューズであれば200kmも走ればヒール部分にある程度の摩耗が見られますが、DURAMO RC2は目立った摩耗がほとんど確認できませんでした。
つま先部分には若干の削れが見られるものの、最も負荷がかかる母指球付近もほとんど摩耗しておらず、耐久性の高さには驚かされます。
長期間の使用を前提とするなら、このアウトソール性能だけでも大きな魅力と言えるでしょう。


ヒール部分の状態
一般的なランニングシューズでは、ヒールカップに樹脂製補強材を配置したり、内外への倒れ込みを防ぐ補強パーツを設けたりしています。
DURAMO RC2は比較的安価なモデルのため、そのような大掛かりな補強は採用されていません。
しかしながら、現時点で型崩れは見られませんでした。
ヒールカップはAdizeroシリーズ同様にコンパクトな設計となっており、ミッドソールが極端に厚くないことも安定性に寄与していると考えられます。また、かかと内側の擦れや毛羽立ちもなく、非常に良好な状態を維持しています。

アッパーの状態
アッパー全体に大きな破れや変形はなく、基本的には購入時に近い状態を維持しています。
ただし、内側を確認したところ左右ともに小さな破れを発見しました。
ロゴのスリーストライプスとアッパー生地の境界部分に負荷が集中し、着脱時のせん断力によって裂けたものと思われます。

幸い破損は小規模だったため、手持ちの接着剤で補強を実施しました。現時点では問題なく使用できていますが、今後破れが拡大するようであれば再度補修を行う予定です。


まとめ
走行距離が200kmに達した現在、アッパー内側の小さな破れを除けば大きな問題は見つかりませんでした。
特にアウトソールのADIWEARは想像以上に耐久性が高く、ランニング用途でも安心して使用できる品質を備えています。一方で、アッパー内側の裂け目については今後の耐久性に影響する可能性があるため、定期的な点検や補修は必要になりそうです。
それでも適切に補修しながら使用すれば、1,000km程度の走行にも十分耐えられる可能性を感じます。購入価格を考えるとコストパフォーマンスは非常に高く、足との相性さえ良ければ通勤やビジネスカジュアル用途にも活用できる一足です。
価格・耐久性・実用性のバランスを重視する方には、DURAMO RC2は引き続きおすすめできるランニングシューズと言えるでしょう。

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