【adidas Duramo RC2レビュー】軽量232g!初心者ランナーや普段履きにも使えるコスパ系ランニングシューズ

シューズ

adidasのランニングシューズ「Duramo RC2」は、日々のジョギングからフィットネス用途まで幅広く使えるエントリー〜ライトランナー向けモデルです。軽量で扱いやすい設計と、安定感のあるクッションを備えており、これからランニングを始める人にも取り入れやすい一足となっています。

デザインはシンプルでスポーティー。普段履きにも使いやすいルックスも特徴です。価格帯も比較的手頃で、コストパフォーマンスの高さも魅力の一つと言えるでしょう。

本記事では、外観やアッパー構造、ミッドソールのクッション性、アウトソールのグリップ、重量や実際の履き心地などを詳しくチェックしながら、どのようなランナーに向いているシューズなのかをレビューしていきます。


外観

Duramo RC2の外観は、シンプルでスポーティーなデザインが特徴です。
アディダスらしいスリーストライプがサイドに配置されており、ランニングシューズとしての機能性とカジュアルな雰囲気を両立しています。

コスト面を考慮して機能性を重視した複雑なパーツ配置は採用されておらず、シルエットは比較的すっきりしています。ボリューム感の強い厚底シューズとは異なり、軽快な印象です。

カラー展開もベーシックなものが多く、ランニングだけでなく普段履きやジムトレーニングでも使いやすいデザインになっています。ブラックカラーであればビジネス用(オフィスカジュアル)としても使用できそうです。

実際にビジネス用途も考慮して今回ブラックを購入しましたが、実物を見ると、かかと部分がホワイトのグラデーションになっていることに気が付きました。なぜ全体をブラックで統一しなかったのか少し疑問ではあります。

とはいえ全体として派手さはなく、日常のトレーニングやシティユースのスニーカーとして扱いやすいデザインです。


アッパー

アッパーには軽量なテキスタイル素材が採用されています。
通気性も確保されているため、ジョギングや日常使いでも快適に履きやすい作りです。

生地は特別薄いわけではなく、強度はしっかりしている印象です。ただし、純粋なランニングシューズと比べると足当たりはやや劣ると感じました。

パーツ配置が少なく一枚生地の構造のため、コストを抑えた設計の影響もあると思われます。


ヒール部分

ヒール部分のクッションはやや薄めです。

ヒールカウンターの奥行きは浅めですが、ホールド性は良好です。アディダスのランニングシューズは全体的にヒールホールドがしっかりしている傾向がありますが、Duramo RC2にもその特徴が活かされています。

価格帯を考えると、十分な安定感を感じられるヒール構造です。


インソール

インソールはフラットな形状で、土踏まず部分の補強がないシンプルな設計です。

品名やメーカー名のプリントはなく、非常にベーシックな作りです。
一般的なスニーカーに付属しているタイプのインソールで、ロゴなども入っていません。

シューズ本体の価格を考えれば、この点はやむを得ない部分といえるでしょう。必要に応じて交換も可能なため、特に大きな問題はありません。。

上位モデルと比較すると、表面にはややザラつきがあり、通気性は良さそうです。一方で、しっとりとした質感ではないため、グリップ力はやや劣ります。

Adizeroと比べると、周囲部分はつぶしが施されておらず段差があります、単純に切り抜いただけのインソール素材といった印象です。


ミッドソール

ミッドソールには、adidasの軽量フォーム「LIGHTMOTION」がフルレングスで搭載されています。

LIGHTMOTIONは軽さと適度な反発性を両立した素材で、着地時の衝撃をやわらげながら次の一歩へスムーズに体重移動できる設計です。

クッション性は柔らかすぎず硬すぎないバランス型で、ジョギングや日常的なランニングに向いたフィーリングです。手で触れた感触はやや硬めですが、上位モデルに採用されている「LIGHTSTRIKE」と比較して極端に硬いわけではありません。

スタックはヒール約26〜27mm、前足部約21mm程度で、ドロップは約5〜6mmと比較的低めです。

そのため厚底シューズのような強い反発はありませんが、地面との距離感が近く自然な走り心地を感じやすいミッドソールになっています。

エナジーロッドを搭載する上位モデルでは2層ミッドソール構造が多く採用されていますが、Duramo RC2はシンプルな一枚構造です。中足部はしっかりした強度があり、安定性は高い印象です。

ミッドソールの硬度バランス

各部位の硬さを測定し、BOSTON 13と比較しました。
ミッドソール・アウトソールともに、DURAMO RC2のほうが数値的には硬めという結果です。

近年主流のクッション性や反発性の高いシューズは、特性に合わせた走り方が求められますが、本モデルにはシューズ自体がランナーを前方へ押し出してくれるような感覚はありません。

その一方で、適度な厚みと硬さのあるミッドソールにより、安定感があり、想像以上に走りやすい印象です。

DURAMO RC2

部位硬度柔かい・・・・・硬い
ミッドソール/LIGHTMOTION55★★★★★★☆☆☆☆
アウトソール/ADIWEAR82★★★★★★★★☆☆

ADIZRO BOSTON 13

部位硬度柔かい・・・・・硬い
ミッドソール上層/LIGHTSTRIKE PRO32★★★☆☆☆☆☆☆☆
ミッドソール下層/LIGHTSTRIKE50★★★★★☆☆☆☆☆
アウトソール/ADIWEAR+Continental75★★★★★★★☆☆☆



アウトソール

アウトソールには耐久性の高いラバー素材が配置されています。

アディダスの耐摩耗ラバー「Adiwear」が採用されており、舗装路でのランニングでも摩耗しにくい作りです。上位モデルで採用される「Continentalラバー」は使用されていませんが、価格を考えると妥当な仕様でしょう。

グリップは標準的で、ロードランニングやトラック、ジムなど幅広いシーンで使用できます。

トレッドパターンはAdizeroシリーズと似た配置で凹凸が少ない構造です。そのため初心者ランナーにとってはクッション性がやや少なく感じる可能性があります。

一方で突起が少ない面構造のため削れにくく、耐久性は期待できそうです。また縦ラインの溝が入ることでシューズ全体のヨレやネジレにも強く、安定した走りにつながります。


重量

26.5cmの実測重量は以下の通りでした。

右:232g
左:232g

比較的軽量な部類に入ります。

参考までに
Adizero Boston 13(約251g)と比較すると約20g軽量です。


履き心地

履き心地は「軽くてシンプル」という印象のシューズです。

カーボンプレートは搭載されておらず、ミッドソールも一枚構造のため強い反発力や厚底のクッション感はありません。

ただし、中級者以上のランナーにとってはシンプルで走りやすい感覚があります。

重量が232gと軽いうえ、アウトソールの凹凸が小さいため、足を振り上げた時に軽快さを感じます。

また着地時の沈み込みが小さいため、ウォーキングや普段履き、ビジネス用スニーカーとしても十分使用できます。汎用性は非常に高いと感じました。


まとめ

実際に使用してみると、価格からは想像できないほど走りやすいシューズでした。エントリーモデルでありながら、サブスリークラスのランナーが日常のジョグやトレーニングで使用しても大きな不満を感じにくいレベルに仕上がっています。

近年はクッション性や反発性を重視した厚底シューズが主流ですが、Duramo RC2はシンプルな構造による軽さが魅力です。過度なクッションに頼らないため接地感が自然で、地面をしっかり捉えて蹴り出せます。そのため、自分の力で走っている感覚を得やすく、軽快な走りを楽しめます。

さらに特筆すべきはコストパフォーマンスの高さです。シューズ本体が低価格でありながら、アウトソールの耐久性が高く、長期間使用しても摩耗しにくい印象を受けました。購入コストの安さと耐久性を考えると、コストパフォーマンスは異常なほど高いと感じた一足です。

こんな人におすすめ

【初級者】

  • ランニング初心者のジョギング用シューズ
  • ウォーキングやジムトレーニング用シューズ
  • 普段履きや通勤・通学用スニーカー

【中級者以上】

  • 日常のジョグやトレーニング用シューズ

一方で、クッション性は厚底ランニングシューズほど高くありません。そのため、関節への負担をできるだけ軽減したい方や、体重が重めの方が長距離のジョギングやダイエット目的で使用する場合は、よりクッション性の高いモデルも検討するとよいでしょう。

なお、標準のインソールでも問題なく使用できますが、フィット感や履き心地を重視する場合は、上位モデルに採用されているインソールや市販の高機能インソールへ交換することで、さらなる快適性の向上が期待できます。

使用後レビュー<使用後に問題発生>

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