ヴェイパーフライで走った結果 ストライド・ピッチはどうなった?

マラソン

ナイキのヴェイパーフライNEXT%でフルマラソンを走りました。
40代にもなり、体力の衰えを感じる時期でもあります。大会規模なども違いますが比較的フラットなコースですで、おおよそシューズの違いが表れたと思いますのでレポートします。

2019年3月 篠山マラソン 2時間55分 ← 通常のマラソンシューズ(ターサージール6)
2022年11月 神戸マラソン 2時間55分 ← 厚底シューズ使用(ヴェイパーフライNEXT%)

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ピッチ数

1分間に繰り出す歩数をピッチ数と言います。
一般的に180以上をピッチ走法と言うなら、当方の場合は通常のランニングシューズを履くとピッチ走法となります。ターサージール6はシリーズの中でも最軽量の部類で185g(片側26.5cm)ほどです。ヴェイパーフライNEXT%も同じく180gです。

通常のマラソンシューズ(ターサージール6/ASICS)
平均ピッチ数:186
紫色 >185
水色 174~185
赤色 <151

厚底シューズを使用すると(下のグラフ)、前半の10km(40分)はピッチ数があがっていません。規模の大きい神戸マラソンで序盤は応援する人達が沿道にいてペースが上がりにくかったのかもしれません。
測定時のエラー部分(赤色)が多いので、データ取りが少し甘いようですが、10km過ぎた頃からピッチ数が185以上となる頻度が多くなってます。
通常のランニングシューズと比較すると、バラつきが大きいことからリズム感が悪く安定していないと言えます。

厚底シューズの代表作(ヴェイパーフライNEXT%/NIKE)
平均ピッチ数:176
紫色 >185
水色 174~185
赤色 <151

ピッチ数が減ったのはなぜ?

厚底シューズを使用したことでピッチ数が10ポイントも減ってしまいました。これには次に挙げるストライドと関係があります。着地時の沈み込みがあるからでしょう。

ストライド

通常のマラソンシューズ(ターサージール6/ASICS) 1.28m
厚底シューズの代表作(ヴェイパーフライNEXT%/NIKE) 1.37m

厚底シューズを履くと9cm/歩も伸びました。

まとめ

厚底シューズを使用すると、私の場合はストライド走法に変わりました。
エリート選手の場合はピッチ数を落とすことなくストライドを数センチ伸ばすことができると思います。3cm/歩でも伸ばすことができれば、フルマラソンで3時間00分の場合、4.14分も短縮することができます。
1.31÷1.28=1.023
180分×2.3%=4.14分

私の場合、着地してからの蹴り出しが遅いためにピッチ数が落ちてしまいました。
本来は着地時のエネルギーを引き出すために、素早く足を引き上げピッチ数を落とさないことが秘訣なんでしょうか。

ピッチ数(歩/分)ストライド(m/歩)m/分
通常のマラソンシューズ1861.28238.08
厚底シューズ1761.37241.12

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