購入から1年以上が経過しました。使用頻度は週末ライド程度ですが、特徴が見えてきましたのでレビューします。
外観
通気性の良いメッシュ素材以外の部分は光沢仕上げ。
傷が付きやすいかと思いましたが、使用頻度が少ないこともあり、予想よりも劣化は見られません。
アウトソール
以前使用していたシューズと同様に、硬質ゴムではなく樹脂製。
耐久性が高く、街乗り中心の使用ではほとんど減りはなく状態良好です。



クロージャー(バックル仕様)
足首に近いクロージャーはバックルタイプ。
ラチェット部分と差し込み部分は交換可能ですが、甲を抑えるパーツは縫い付けで交換不可。
この部分の強度がやや不安なので、改善を望みたいところです。


ベルクロ
使用に問題はないものの、品質には疑問が残ります。
以前使用していたTIEBAOのシューズでは接着力が弱くなる不具合があり、Santicも同様の傾向が見られます。
日本製ベルクロに比べると品質差を強く感じますので、着脱の回数は最小限にした方が良いでしょう。

シュータン
クッション性がしっかりあり、バックルやベルクロで強く締めても甲に痛みが出ません。
インソールの形状も足にフィットし、快適性を高めています。



シューズ内部
内部には「BONTEX BF900GP」との表記。
BONTEXは台湾の樹脂メーカーで、BF900シリーズは最上位グレードとのこと。
触った感触からも、品質の高さがうかがえます。

使用感
最長で半日ほどのライドに使用しましたが、ストレスは感じませんでした。
シューズが硬すぎず足に馴染みやすいこと、足裏に沿ったソール形状が優れていることが要因と思われます。
価格は大手メーカー品の半額以下で購入可能。
ビンディングシューズ初心者にはおすすめですが、トレーニングやハードに乗り込む方は、より強度の高いシューズを選ぶ方が安心です。
まとめ
Santicのビンディングシューズは、価格を抑えながらも快適性と耐久性を兼ね備えたコストパフォーマンスの高い一足でした。
- 初心者や週末ライド中心の方 → コスパ良好で十分おすすめ
- トレーニングや長距離をしっかり走り込む方 → 強度・品質面で上位メーカーのシューズを検討した方が安心
「まずはビンディングシューズを試してみたい」という方には、良い選択肢になると思います。


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