【神戸マラソンEXPO2025レポート】アシックス「マジックスピード5(MS5)」先行体験レビュー|特徴を徹底解説

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神戸マラソンEXPO2025に行ってきました【最新レポ】

神戸マラソン前日に開催される「神戸マラソンEXPO2025(ランニングエキスポ)」に行ってきました。
会場は例年以上の賑わいで、ランナーはもちろん、応援で訪れた方も楽しめる活気あふれるイベントとなっていました。

入口を入ると、神戸の食・文化・スポーツをテーマにしたブースがずらり。
今年新設されたオープンマーケットでは、地域ならではの商品や体験が充実し、“歩くだけで神戸の魅力が伝わる空間”になっていました。


【大注目】アシックス「マジックスピード5」先行体験が大行列

今回のEXPOで特に注目度が高かったのが、アシックスの新作「マジックスピード5(MS5)」の先行体験&先行予約です。

MS5は 2025年12月5日からアシックスオンラインストアで先行発売予定
発売に先がけて、EXPOで実物を履けるということで、多くのランナーが長蛇の列を作っていました。

● 整理券番号と待ち時間の実際

私が会場に到着したのは 11月15日(土)12時すぎ
整理券の配布列に並び、

  • 整理券を受け取るまで:約15分
  • 試し履きまでの待ち時間:約10分

合計25分ほどで体験ブースに入れました。

受け取った整理券は「50番」でしたが、係の方から
「実はその前に赤100、黄100が配布済み」と聞き、実際は約250番目だったと判明。
人気の高さがうかがえます。

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試着できたモデルは3足のみ|MS5は“体験ブース限定”

体験ブースで試せたモデルは以下の3種類のみです。

  • マジックスピード5(MS5)
  • メタスピードエッジ TOKYO(2タイプ)

驚いたのは、展示ブースにMS5の現物が置かれていないこと
つまり、MS5に触れるには 先行体験ブースに並ぶしかない貴重な機会でした。


【マジックスピード5 実物レビュー】アッパー/ミッドソール/アウトソールの変化点

◆ アッパー:通気性が大幅強化。足形に沿うナチュラルフィット

MS4と比較すると、メッシュの隙間が増え通気性アップがひと目でわかります。
メタスピードほど細かいメッシュ配置ではありませんが、ラスト形状がより足形に近く、包み込むようなフィット感です。

シューレースを丁寧に調整すると、さらにフィットが向上し、競技モデルらしい心地よさが得られました。

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◆ ミッドソール:上下で張り出す構造に進化。安定性はまずまず

MS5はカーボンプレートを上下のミッドソールで挟む構造ですが、特に注目すべきは、

  • 上部ミッドソールが内外に張り出すデザイン
  • エッジの効いた形状、軽量ながらも安定性はまずまず
  • ヒールはメタスピードのように大きくせり出す

という点。
実物を見ると分かりますが、安定性・反発性を発揮するための工夫が感じられます。
ソールに強度のあるMS4と異なり、MS5はシューズを履いた直立の状態において厚底特有の沈み込みがあります。

MS5
MS4
メタスピードエッジTOKYO

◆ アウトソール:2ピース構造に刷新。グリップと安定性のバランスが向上

MS5
MS4(左)、MS3(右)
メタスピードエッジTOKYO

アウトソールの構造は大きな変更点です。

  • MS3・MS4:フラットな1ピース
  • MS5:メタスピード同様の2ピース構造

さらに、前足部のアウトサイドにあったスリット(隙間)がなくなり、面が均一に。
小さな凹凸が追加され、グリップ力の向上が期待できる構造になっています。
(メタスピードエッジTOKYOはフラットで薄いアウトソールです)

MS5
メタスピードエッジTOKYO

MS4(左)、MS3(右)

【試し履きインプレッション】軽さ・クッション・反発・安定性を詳細レビュー

◆ 軽さ:シリーズ最軽量の200g切り

履いた瞬間に「軽い!」とわかるレベル。
走り出す前から軽量レーシングの魅力が伝わります。


◆ クッション性:厚みは減ったのに予想外の柔らかさ

スタックハイトを比較すると、

  • MS3:36mm
  • MS4:43.5mm
  • MS5:37.5mm(MS4より6mm薄い)

厚さが薄くなったので硬いのでは?と感じていましたが、実際は意外とソフト。
MS4ほど柔らかくはないものの、MS3より扱いやすく、脚に優しいクッションという印象でした。

※屋内での試走のため、実際のレースペース(4:00/km前後)では評価が変わる可能性あり。


◆ 反発性:強烈すぎず、扱いやすい“マイルド系カーボン”

カーボンプレート搭載ですが、MS3のような強烈な反発ではなく、
FF leapフォームが反発を程よく吸収し、扱いやすいマイルド反発に調整されていると感じました。


◆ 安定性:薄くなったのに十分以上の安定感

ミッドソールが薄くなったため安定性が不安でしたが、想像よりも優秀。
2ピースアウトソールになったことで不安定になると思いきや、

  • 上部ミッドソールの張り出し
  • 底面形状の最適化

などにより、レーシングとしては十分に安定した履き心地でした。


総評:シリーズで最も“扱いやすい”魔法のスピード系シューズ

マジックスピード5は、シリーズの中でも特に“扱いやすさ”が際立つ仕上がりでした。まず、200gを切る軽量性はランナーにとって明確なアドバンテージとなり、履いた瞬間からスピードモデルらしい軽快さを実感できます。さらに、ミッドソールの厚みが前作より薄くなったにもかかわらず、意外にも柔らかく感じるクッション性があり、脚への負担も抑えられていると感じました。

フィット感については、アッパーの通気性が向上しただけでなく、足形に沿うラスト形状によって自然な包み込みが得られ、メタスピードシリーズで培われた設計思想が確かに取り入れられている印象です。また、ミッドソールやアウトソールは安定性を意識した構造に刷新されており、レーシングモデルとしてはバランスの取れた履き心地が実現されています。

一方で、カーボンプレート搭載モデルとして期待される“強い反発”は控えめで、MS3のような鋭い推進力を求めるランナーにはやや物足りなく感じる可能性があります。ただし、このマイルドな反発は、カーボンシューズに慣れていないランナーでも扱いやすく、幅広い層に適応する方向性としては理にかなっています。総合的に見ると、マジックスピード5は軽量性・クッション性・安定性のバランスが非常に良く、レースにもトレーニングにも使いやすい“万能型カーボンレーサー”へと進化した一足だと言えます。


気になる点|もう一段上の反発を期待したい

MS3の軽量性・MS4のクッション性 のいいとこどりをした側面がある一方で、個人的にはもう少し“カーボンらしい反発”が欲しい

アシックスにはクッション性・サポート性に優れたモデルが多く揃っているため、
MS5には中級者〜上級者向けの位置づけをより強めても良いのでは?と感じました。

競合としては、

  • ナイキ:ズームフライ
  • アディダス:Adizero EVO SL / Adizero Japan

などを想定しています。
200g前後でも良いので、より強めの反発力を期待したいところです。

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