

家族が通学で使用していたシティサイクルのタイヤが劣化してきたため、交換することにしました。
今回は、普段行かない遠方のホームセンターで見つけたタイヤを購入し、自分で前輪のタイヤ交換を行いました。
この記事では、タイヤ選びのポイントや交換時の注意点を紹介します。
タイヤサイズの確認【26×1 3/8】
今回交換したタイヤサイズは26×1 3/8インチ。
26インチや27インチのシティサイクルは流通量が多く、国産メーカーからもさまざまなタイプのタイヤが販売されています。
価格帯を見ると、最も安い中国製タイヤに比べて、国産の高耐久モデルは約2倍の価格ですが、パンクや摩耗に強いのが特徴です。
自転車の用途と選んだタイヤ
後輪は以前に交換済みで、今回は前輪のみ交換です。
この自転車は電動アシストのない普通のシティサイクルで、現在は毎日使用していません。
前輪は後輪と違い、チェーンやスプロケットの脱着が不要なため、15mmのボルトを外すだけで簡単に交換可能。
また、前輪は体重がかかりにくく消耗も少ないため、後輪より交換頻度は低めです。
そのため、今回はコストを重視して前輪に安価なタイヤを選びました。
高耐久タイプを選んでも良いのですが、紫外線による劣化のほうが早く、結果的に交換せざるを得なくなることがあるためです。


交換前のタイヤ(ブリヂストン Tough Road)
車体がブリヂストン製のため、純正タイヤもブリヂストンの「Tough Road」が装着されていました。
サイドスキンが飴色で見た目もよく、気に入っていましたが、次第にハンドルを切るたびにキリキリと音鳴りするようになりました。


交換前の状態は、サイドウォールが薄くなり繊維が毛羽立っている危険な状態。
走行中にもタイヤの「ヨレ」を感じるほどで、早めの交換が必要でした。
チューブを取り外してみると、サイドウォールが透けるほど薄くなっていることがわかります。


購入したタイヤ(HOME’S オリジナル?)
今回購入したのは、ホームセンター「HOME’S」で見つけたブラックスキンサイドのタイヤ。
サイドウォールまでゴムで覆われており、多少重くなりますが耐久性は良くなります。
近所のホームセンターではSHINKOタイヤしか置いていなかったのですが、HOME’Sでは価格も手頃で見た目も良いものがありました。
購入の決め手は以下のポイントです。

◎ タイヤ選びのポイント
- 進行方向の指定がある
- サイドはヤスリ目になっており、期待を持たせるトレッドパターン
- 接地面が広く安定感がある
- ゴムの色艶が良い
- 価格が安い(1,680円/税別)
気になる点としては、高耐久タイヤと比べると接地面のゴムがやや薄いこと。
このあたりは実際の使用で判断するしかありません。
また、包装用のフィルムが巻かれておらず店頭では触れて感触を確かめることもできます。


タイヤの重量比較
タイヤ | 重量 |
---|---|
交換前(ブリジストンTough Road) | 約342g |
HOME’S購入タイヤ | 約665g |
交換後は約2倍の重量増となりました。
軽量化を重視するなら不利ですが、日常用途のシティサイクルでは問題ありません。
今回はコスト優先で選択しました、重量が増すのゴムの量が多い可能性もあるのでキロ単価で換算するとコストパフォーマンスが向上しているという見方もできます。
まとめ
- シティサイクル前輪の交換は15mmボルトを外すだけで簡単
- 前輪は耐久性よりコスパ重視でもOK
- 紫外線による劣化に注意し、数年ごとの交換がおすすめ
- 国産タイヤは高価だがパンクに強く安心感あり
- タイヤ選びは用途・予算・使用頻度で決めるのが◎
安全で快適な走行のためにも、定期的にタイヤの状態をチェックし、早めの交換を心がけましょう。
HOME’Sのタイヤは通販では購入できないようです。

注意点
自転車用タイヤのうち、スポーツサイクル向けのハイグレードモデル以外は折りたためないため、通販では送料が高くなる傾向があります。
そのため、シティサイクル用のタイヤはネット購入でも店舗購入でも価格差はあまりありません。
また、ホームセンター「HOME’S」では自転車用タイヤの店舗販売のみを行っているようです。
同じく大手チェーンのホームセンターでも、店舗によって品揃えが異なるため、同系列であればできるだけ大型店舗に行くことをおすすめします。


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