【試乗レポ】サイクルモード大阪2026初日レポートその1|最新ロードバイクを体験してきた

自転車

サイクルモード大阪2026に行ってきました

2026年のサイクルモード大阪に初日に行ってきました。
このイベントは、各メーカーが発売している最新ロードバイクやハイエンドモデルを「見る」だけでなく、実際に試乗できる関西では国内最大級の自転車イベントです。

コルナゴやピナレロなどの人気ブランドの試乗は事前予約で埋まっていましたが、会場には予約不要で試乗できるバイクも多数用意されていました。普段ショップではなかなか見ることができないブランドのバイクにも触れることができ、数多くのテストライドを楽しめるのが魅力です。

今回は会場の雰囲気や試乗コース、各ブースの様子をレポートします。


試乗コースの印象

試乗コースは、緩やかな上りと下りを含む往復コースになっていました。
平坦ではなくアップダウンがあるため、バイクの軽さや加速感、ダンシング時の挙動などを体験できます。

多くの試乗車にはカーボンホイールが装着されており、フレーム単体のエアロ特性を判断するのは少し難しい部分もありましたが、アップダウンがあることでバイクの軽さや、ダンシングの際の反応の良さはしっかり体感することができました。


COLNAGO

コルナゴでは、最新モデルのY1RSV5RSの試乗車が用意されていました。
ただし、やはり人気ブランドということもあり、すでに予約で埋まっており試乗はできませんでした。

ブースでは往年の名車であるマスターオリンピックSTEELNOVAなども展示されており、ロードバイクファンには見応えのある内容です。

また、Y1RSの特徴的なハンドル形状も展示されており、実際に細部を近くで見ることができました。フレア状のハンドルの根本部分は強度アップが目的なのか3Kカーボンであることがわります。


ABUSブース

ABUSのブースでは、普段プロショップではなかなか見ることができないほど多くのラインナップが展示されていました。

キャッチコピーは
「そろそろABUSにしませんか」

展示では他社のチェーンロックの内部構造も比較展示されており、外観の太さは似ていても、内部の金属ワイヤーの太さがABUSの方がしっかりしていることが分かります。
セキュリティ性能を視覚的に理解できる展示でした。通常のショップでは、ラインナップの一部しか見ることができませんが、かなりの充実しています。


クリックバルブ

最近話題になり始めているのがクリックバルブです。
フレンチバルブの先端を交換することで使用できるタイプですが、空気入れのヘッドも専用品が必要になります。アルマイト仕上げのアルミパーツで見た目の質感も高く、サイズの割にはやや高価ですが、ポンプの着脱が非常に簡単になるため空気入れの作業が楽になるのが特徴です。
カラフルな色合いで高級感があります。


ENVE

ENVEのブースはシックで落ち着いたカラーリングが印象的でした。
ロードバイクの完成車MELEEをはじめ、ハンドルやホイールなどのパーツが展示されています。
最近はステム一体型ハンドルが増えていますが、ENVEでは利便性を重視したハンドルとステムの別体タイプも展開。
派手さはありませんが、実際に手に取ると軽量で仕上げの良さが感じられるパーツです。


LOOK

LOOKは、30年近く前にカーボンフレームをいち早く世に送り出したメーカーです。
TIMEと同様に、長年の経験からカーボン素材のノウハウを持つブランドですが、現在はどのメーカーもカーボンフレームが主流となっており、デザイン面での差別化は難しくなってきていると感じました。
それでも、老舗ブランドならではの存在感は健在です。


CAMP

2025年頃から日本で展開が始まったCAMPのブースでは、約10台の試乗車が用意されており、ほとんど待つことなくテストライドが可能でした。
用意されていたモデルは

  • SR9
  • ACE
  • SR7

の3種類。
今回はサイズが合い、即座に乗れるACE(105電動変速仕様)を試乗しました。見た目は比較的シンプルですが、ハンドルやシートポストがフレームと同色塗装になっているなど細かな仕上げが丁寧です。
カーボンホイールが装着されていたこともあり、走りは軽快でキビキビした印象。
公式サイトではフレーム価格が15万9800円という驚きの価格設定です。

フラッグシップモデルのSR9はフレーム重量680gで、T1000とM40Jカーボンを採用しているとのこと。今思うと、こちらも試乗しておくべきだったと少し後悔しています。SR9は公式サイトで299,800円、メジャーブランドのほぼ半額と言えるでしょう。
今回も、複数の中国系ブランドが出展していますが、なかでも今後注目度が上がりそうな期待度の高いメーカーです。


FACTOR

2026年1月に発表されたばかりのONEが展示されていました。
残念ながらONEの試乗はなく、展示のみです。

特徴的なのはハンドルとフロントフォークのデザイン。
さらにトップチューブも前方から後方にかけて細くなる形状になっています。
パーツはBLACK INCで統一されており、他のメーカーにも言えますが購入後にカスタムする部分がほとんどないほど完成された仕様になっています。


MONOCHROME

MONOCHROMEはフレーム重量が約1000g、フレーム+フォークで21.5万円という、軽量性・強度・価格がバランスのいいフレームです。メジャーブランドと比べるとかなりリーズナブルですが、作りはしっかりしていました。

フレーム素材には主にT700カーボンを使用し、BBやヘッドなど負荷のかかる接合部にはT1000カーボンを採用するなど、適材適所の設計となっています。
近年、各社のハイエンドモデルでは重量700g前後の超軽量フレームも増えてきました。しかし、ここまで軽量になると耐久性が気になるという方もいるでしょう。
その点、このフレームは極端な軽量化を追求していないため、耐久性も重視したいレース志向ではないライダーにとっては、むしろ安心感のある仕様と言えそうです。

また、最近はハイエンドモデルにT1000を使うブランドが多く、T700はエンデュランス系のイメージがありましたが、実際に乗ってみると特にマイルドな印象はありませんでした。シートステー・チェーンステーは必要以上に細い・薄いではなく、機能性重視が伺えます。カーボン地が見えるクリア塗装も特徴で、傷や汚れが目立ちにくいカラーのも助かります。

MISSIONブランドでハンドルやクランク、ホイールなどのパーツも展開しており、組み合わせればかなり軽量なバイクに仕上がりそうです。カーボンホイールは1390gとかなり軽量のため、購入の際は用途を考慮しておくことが良いでしょう。

BBの内側はバリがなく、キレイです

まとめ

今回のサイクルモード大阪では、メジャーブランドの試乗車は事前予約が必要な場合が多く、当日では乗れないケースもありました。

一方で、比較的マイナーなブランドでもカーボンフレーム+カーボンホイールのハイスペックな試乗車が用意されており、待たずにテストライドできるのは大きな魅力です。

また、普段ショップでは扱っていないブランドのバイクに乗れるのもイベントならではの体験。
パーツメーカーのブースでは担当者から直接説明を聞くことができ、カットサンプルなどの展示もあり非常に興味深い内容でした。

次回の「その2」では、さらに試乗したバイクや気になったブースを紹介していきます。

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