パワークッション 65Z3 / YONEX バドミントンシューズ  足幅(Width)による違い

シューズ

スペック

バドミントンシューズの中でも最も使用される選手が多く、多くのトップ選手にも愛用されるベストセラーモデルの一つです。

65Zの中では三代目となる65Z3、前作からアウトソールが見直されRADIAL BLADE SOLという手裏剣のようなソールパターンに変更されました。
ヒール部分のパワークッションやアッパー生地などは変更がなく前作までを使用されていた方には安心して購入できます。

足幅について

65Zはヨネックスのバドミントンシューズの中でも、最も良く売れているシューズであるため、足幅の違いにより3種類のラインナップがあります。今回はその3種類がどの程度の違いがあるのかについてレビューしたいと思います。いずれもサイズは25.0cmを用いて違いを調査しました。

重量

スリム:542g
レギュラー:549g
ワイド:561g

予想通り、足幅が狭いほど軽量です。

アウトソール

アウトソール幅
スリム:10㎝
レギュラー:10.5㎝
ワイド:11㎝
3サイズともに、幅が異なりアウトソールは共有ではありませんでした。ランニングシューズの場合、レギュラー・ワイドの2種類があってもアウトソールは共通でアッパーだけが異なることがありますが、65Zはアウトソールまで幅ごとに別で製造されています。

左:ワイド、中央:レギュラー、右:スリム の順です。
ワイドのみアウトソールの踵部分にWIDEの記載がありました。

ヒール部分の幅はいずれも、ほぼ同じでした。

インソール

インソール幅
スリム:8.9㎝
レギュラー:9.5㎝
ワイド:9.7㎝
レギュラー・ワイドは横幅がほぼ同じ長さでしたが、土踏まず部分の幅がワイドの方が少し幅広でした。アウトソールと同様に共通ではなく裏面にはワイドはW、スリムはLの記載があります。踵部分の幅についてはアウトソール同様に違いがありませんでした。

左から、ワイド・レギュラー・スリムです。

重ねてみるとスリムは、細いですが、レギュラー・ワイドの差はわずかであることがわかります。3枚を重ねてみると、幅の違いがわかります。ワイド後ろ、レギュラーは真ん中、スリムが手前にくるよう重ねてみました。

インソールの重さ(2枚計)は、ワイドよりレギュラーの方が重かったです。個体差かもしれませんがレギュラーは少し厚く、これがが起因しているようです。
ワイド:53g
レギュラー:55g
スリム:44g

まとめ

パワークッション65Zは足幅により3種類のラインナップがあります。
通常は同じサイズであれば、同一のアウトソールを使用し、アッパーのみ生地のサイズ変えることが多いですが、パワークッション65Zはインソール・アウトソール共に各々が専用に設計されており、手がこんでいます。
スリム・レギュラー・ワイドにより幅の違いが結構ありますので、ほとんどの方は自分の足幅にあったピッタリのものが選べると思います。

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